CEDEC2015で講演させて頂きました。
「最高のゲームを目指すチームを支える原動力とは?」という内容でパネル・ディスカッションを行いました。
パネラーは
- 自社案件中心の超大企業グリーで、スマホゲームのマネジメントを行っている山崎さん
- 自社案件と受託案件の両方やっている大手企業Aimingで、スマホゲームのマネジメントを行ってるCTOの小林さん
- 受託案件中心の小さな会社イリンクスで、コンシューマゲームのマネジメントを行っている社長の私
と組織規模や案件規模、案件の種類が違うマネージャー3名で「チームで一番大切にしている事は?」や、「一番やっかいな事は?」などを話し合いました。
当日は400人ほどの方が聴講に来られ、立ち見の状態に。
嬉しいやら申し訳ないやらといった状況でした。
司会進行は高柳さん。様々なところでファシリテーターなどをされている方なので、場の盛り上げ方が上手く、進行をリードして頂けました。
それぞれの質問に対し、同じ方向の回答の時も有れば、真逆の回答をしている時もあり、私自身も非常に参考になりました。
このセッションでもお話しましたが、私はゲームを作る上で重要なのは「信頼」だと思っています。信頼関係が良好だと、健全な意見を言い合える場や、面白いゲームを作るための熱意、厳しい状態の中での粘りなどが生まれます。
そして、良好な信頼関係が生まれるように、内から外から働きかけるのがマネージャーの仕事だと考えてます。(ふりかえり会といった仕組みや、実力を100%発揮できる環境づくり、見える化、果ては人事まで)
今回はパネル・ディスカッションという事もあり、1つのお題に対しあまり深く話せませんでしたので、どこかの機会にもっと深い話が出来ればと思っています。